はじめに
ゲスト: 大谷監督
映画作品
- NANA
- 黒執事
- ...
監督になったのきっかけ
サークルに参加したことの影響が大きい。周りにアーティストの人が多いから影響を受けて、役者として参加して見たらすごくハマった。そして学生時代で PFF
を目指して入賞を果たし、業界に入った。
PFF について
サークル内の役割担当
最初は役者として制作に参加した。役者の立場だと全員と関わっていて、全員の役割など制作プロセスの全体像が見えるから非常に有利。その中でカメラマン、メイクや服装など向こう側のほうが面白いと思い始めて、監督をやり始めた。
4月の君、スピカ
上映までのプロセス
去年の4月から始まったらしい。大谷先生はプロデューサーから話しがかけられた時にすでに資金、役者、脚本がある程度揃って、デモ映像もあった。
少女漫画の実写化なので、まずプロデューサーさんから企画して、出版社と原著作者と相談して、資金を集めて、役者を決まって、脚本をある程度作って、最後に監督を探すみたいな流れでした。
役者はどう決まる?
今回はオーディションないみたいで、女優・俳優のスケジュールから可能な人やイメージに合う人を探した。
脚本
3つのパーツ
柱、ト書き、セリフ
カットを決めるため監督は概ね2つのタイプがある。アニメ映画などは絵コンテを描くのは一般的なのか、大谷先生は直接話すほうがメイン。
臨機応変
脚本の中に桜が舞うシーンがあったが、撮影は9月だからなしにした。また、原作の中では都内の進学校の設定だが、星はあまり見えないので、町興しなどの意味を含まて、実際星が見える長野県千曲市に変えた。
進行
監督の役割
なにを狙て表現するか、なにを伝えたいなのかを見極めること。
役者の芝居を指導
相手のことを配慮した、言葉や行動と伝うのズレからドラマが生まれる。
役者として一番重要なのは自分の役割をよくわかること。演 劇はただの役ではなく、役割である。一挙一動は全部目的を持って、それを表現するのは繊細かつ複雑な作業である。きっちんと相手のセリフを理解して、リアクションする必要がある。
実際撮影した時、佐藤大樹さんと鈴木仁さんは遊びみたいに相手のセリフを言ってみたことがあって、監督から見るとそれは結構いい勉強方法と思った。
スタッフ
監督によってやり方が違う、XX 組みたいに長い間ずっと一緒に作業するタイプがあれば、効果音、照明、カメラマンなど時々新しい人と出会うタイプもある。
スタッフの中に監督やプロデューサーになりたい人が多い。まず何年もスタッフをやって経験とキャリアを積んで更に高い位置を目指している人も多い。大谷先生みたいに直接監督になったパタンは割と少ない。
助監督とは
今度の映画の助監督は3人いる。それぞれスケジュール、衣装と美術を担当する。基本的監督とスタッフの間のパイプ役。
設備
昔映画はフィルムで、テレビ番組はデジタルカメラなので、別世界だった。が、近年は全部デジタルになったので、同じカメラだし、評価の土台も近くなった。
漫画を実写化して感じたこと
少女漫画を基づいたメジャー映画はまずない。大谷先生に話しが来る前にプロデュースさんも他の監督に聞いてみたが、やりたい人は少ない。
とこまで原作通り
大谷先生は原作を読んでファンになったので、ぜひ原作のままをやりたい。また原著作者、脚本家、役者など話し合い、世界観共有して、あどは臨機応変。
神ちゅーんず
最近大谷先生がチーフデレクターを担当するテレビ番組。全部 iphone で撮影を行うけど、割と女優と親近感があり、撮影がやりやすい。
撮影、編集、放送は並行進行なので、監督・ディレクターは複数名いる。
質問
世界観を伝わるテクニック
大谷先生の指導は言葉しかないから話す方法を注意して、どうやってみんなに火をつけて、面白がってやりたいようにする。
学生へのアドバイス
感覚・世界観を伝いたい時に「あの映画あのしん」を言うのは一番効率的である。共通感覚ゆえ、共通認識を得やすい。となるとまず映画をいっぱい見て、ある意味で「語彙力を養う」。
優秀な副監督とは
一回言ったらわかる。同じミスはしない。ただ指示を従うではなく、意見やアイデアを積極的貢献して、思った以上なことを返す。気の回し方など。 意見お求められた時にとりあえず何パタン作って、監督として選べるだけで済む。
シーン・内容の選択
まずすべての情報に順番つけて、ピラミッドをつくる。そこで、客観的な順番つけは一番大事で、情報の重要性やファン心理なども考えて、なるべく冷めた意見を出す。ストーリーの展開方法をデザインして、知ってる情報量とシナリオの進め方と関連をつける。異性からの意見や共通作業する人たちの意見も重要である。他人の意見を得るため、チームで制作したほうが良い。